loveyourlive
2011年12月21日
2011年06月27日
『love your liveのこと。』
さて、5公演が終了した「love your live」について振り返っておこうと思います。ただ、各会場の一曲一曲をレビューしていったら相当な長さになってしまうので、とりあえず大きく3つのテーマに分けて纏めてみようと思いました。キーワードは「ぼくを探しに行くということ」「リュウちゃんのこと」「love your liveということ」。
「ぼくを探しに行くということ」
オンライン書店の最大手、アマゾンのサイトで「ぼくを探して」を検索すると、豊崎愛生のCDの他に、シェル・シルヴァスタイン著の「ぼくを探しに」という絵本がヒットします。このシルヴァスタインの物語、主人公が失った自分の「カケラ」を見つけながら旅をするストーリーで、もちろん言うまでもなく「ぼくを探して」の草案となっている著書です。自分とはなにか、自分らしさとはなにかと、模索しながら進んでいきます。
1年前の4月下旬。豊崎愛生のセカンドシングル「ぼくを探して」の初演は、彼女の故郷である徳島で行われました。じっと地を見つめ、広いスタンスで両足を踏ん張り、絞るように出したその歌声は、まだ先の見えない不安と、自分を見つめることのできない歯がゆさとが共存した、苦しい歌声だったことを覚えています。
このブログを読んでた方はお気づきだと思いますが、ボクは豊崎愛生がこの曲をスフィアのツアーで歌うたびに、「ぼくを探して」についての感想を書いてきました。それは、この曲が何時まで経っても完成することのない模索し続ける歌だから、ずっとその変化を見ていたかったからなのではないか、と最近気づきました。
おそらくですが、シングル表題曲でアンケートを取ったら、人気順でこの曲は最下位なのではないかと思っていたりもします。デビューシングル「love your life」はもうなんの説明書きも要らない豊崎愛生の代名詞であり、サードシングル「Dill」はミトさんがデモを納品した段階で既に高い完成度の誇るいい意味でアソビの少ない曲であり、そしてフォースシングル「春風 SHUN PU」はイントロでスッと空気感が変わる名曲で一音一音が丁寧に紡がれた暖かみのある豊崎愛生らしい歌でした。どれもボーカルのレコーディングの時点で、完成形に近いものが仕上がっていた曲です。
でも「ぼくを探して」は違いました。一回一回の歌い方が全く違う。その日の豊崎が感じるその日のフィーリングで、まったく違う画を描く歌でした。でも、1年前から比べてみると、確かにその画の輪郭はよりくっきりしていて、着実に着実に進化している豊崎愛生の歌でした。Dillが発表された後にMR01で歌った「ぼくを探して」は、楽曲に対するアプローチもまったく変わっていて、これもすごく興味深かった。タワーレコードの地下で見させてもらった「ぼくを探して」から1年。アルバムのためにもう一度ボーカルトラックだけ録り直ししても良かったのではないか、と思えるくらいに、豊崎愛生は進化していました。そういった意味では、楽曲のテイストは豊崎らしくないのかも知れないけれど、「ぼくを探して」と言う曲が1年以上の月日をかけて変化・進化してきたその過程は、豊崎愛生の「生き様」に通ずるものが多くて、ボク個人としてはこれが彼女の代表曲なのではないか、と感じてたりするのです。
「リュウちゃんのこと」
正直なところ、彼女がこの題材をアルバムの楽曲に持ってくることは想像だにしていませんでした。2010年1月10日、その日渋谷C.C.Lemonホールでスフィアの「Colorful Concert」に参加していた僕達にとっても、この題材はずっと心のどこかに引っかかったままずっと来てしまった気がするのです。スフィアのツアー追加開催地が発表され、札幌と徳島でも行われると発表されたその日のこと。
ボクの記憶が確かなら、はじめてリュウちゃんのことを知ったのはウミショーのラジオでした。以降、超ラジでも、オンステでも、たくさんリュウちゃんの話をしてくれたことを今でも思い出します。スフィアのツアーで徳島を訪れたとき、吉野川の川沿いを歩いてみたり、眉山山頂に登ってすこしばかり空に近いところから大きな青空を見上げてみたりしました。リュウちゃんも見ていたであろうその光景を、少しでも脳裏に焼き付けておこうと。
ツアー初日の中野昼公演からずっと、ボクは心のなかで「無理するな、無理するな」って言い続けていました。でも、中野の夜公演からは、彼女の「君にありがとう」がより大きく大きく感じました。スフィアが結成された頃に垣間見えた弱虫な豊崎愛生や、臆病な豊崎愛生の姿を微塵も感じない堂々とした佇まいで。
ぼくを探してのイベントの時に彼女が言ったこと。
豊崎愛生の「君にありがとう」という歌声は、どんな美声の持ち主でも成し得ることのできない強い強い思いを乗せたメッセージとなって、会場を包み込んだ気がしました。あの日、C.C.Lemonホールで同じ時間を共有していたボクらの中にあったシコリのようなものが脳内から溶けて流れていくのが手に取るように解って、なにか救われたような感情が渦巻いて、勝手に安堵感に浸らせてもらった、そんな印象でした。
「love your liveということ」
これは仕事柄なのかも知れないけど、ボクはひとつひとつ重箱の隅をつつくようなことがあまり好きではなくて、いい意味でも悪い意味ででも大雑把な方です。正直言ってライブなんていうものはナマモノであって、あそこでボーカルの入りを間違えた、とか、あの曲は歌のピッチがちょっとずれていた、とか、あの曲の冒頭ピアノがミスったよね、とか。ぶっちゃけ、どうでも良かったりします。まぁアーティストの目線から見たら反省すべき点だと思うけれど、僕自身はもっと大きな視点でライブを見ていたかった、豊崎愛生の発するメッセージを直に受け止めてみたかった、という気持ちもありましたし。
ソロのライブはスフィアと違って当然独りでやるわけですから、スフィアでは他の3人に隠れて上手にごまかしが効いたところも、ソロではできません。そこのとこ、どうやって来るんだろうなぁ?と思ってたら、ほんとに「どストレート」に来ちゃって、ちょっとはごまかしてもいんだよ?っていうくらいの気持ちもあったけど、いやいやこれが今の豊崎愛生なんだよ、と納得しているのです。
アニメのアフレコもそうですが、豊崎愛生のやり方っていうのは、実践をこなしてアジャストしていく手法だと思っているのです。天才肌の様に見えるけど実はそうでもなくて、結構泥臭いことやりながら、あーでもない、こーでもない、と試行錯誤して内容を詰めていく人なんです。(いや、少なくともボクにはそう見えるのです。。。これ・・・怒られるかなぁ) だからこそ彼女が彼女自身のLIVEをLOVEしている姿を見ているのがすごく楽しかったし、3会場5公演を通じてボクらが感じていたその空気感からは、彼女自身が「LOVEとありがとう」で包み込もうとするその意図も伝わってきました。
「Love your live」と言う彼女のメッセージからボクラが感じたのは、このアルバムのコンセプトを肌で感じて、このコンサートを創り上げる空気感、雰囲気をみんなで創り上げることこそが「ライブをLOVEする」ことなのだということだったんじゃないか。森の奥の静けさと、愉快に踊り出す自然の音色と。それだけで僕らは充分に楽しむことができたと思いました。Yes, I loved my live. 素敵なライブでした。
「ぼくを探しに行くということ」
オンライン書店の最大手、アマゾンのサイトで「ぼくを探して」を検索すると、豊崎愛生のCDの他に、シェル・シルヴァスタイン著の「ぼくを探しに」という絵本がヒットします。このシルヴァスタインの物語、主人公が失った自分の「カケラ」を見つけながら旅をするストーリーで、もちろん言うまでもなく「ぼくを探して」の草案となっている著書です。自分とはなにか、自分らしさとはなにかと、模索しながら進んでいきます。
1年前の4月下旬。豊崎愛生のセカンドシングル「ぼくを探して」の初演は、彼女の故郷である徳島で行われました。じっと地を見つめ、広いスタンスで両足を踏ん張り、絞るように出したその歌声は、まだ先の見えない不安と、自分を見つめることのできない歯がゆさとが共存した、苦しい歌声だったことを覚えています。
このブログを読んでた方はお気づきだと思いますが、ボクは豊崎愛生がこの曲をスフィアのツアーで歌うたびに、「ぼくを探して」についての感想を書いてきました。それは、この曲が何時まで経っても完成することのない模索し続ける歌だから、ずっとその変化を見ていたかったからなのではないか、と最近気づきました。
おそらくですが、シングル表題曲でアンケートを取ったら、人気順でこの曲は最下位なのではないかと思っていたりもします。デビューシングル「love your life」はもうなんの説明書きも要らない豊崎愛生の代名詞であり、サードシングル「Dill」はミトさんがデモを納品した段階で既に高い完成度の誇るいい意味でアソビの少ない曲であり、そしてフォースシングル「春風 SHUN PU」はイントロでスッと空気感が変わる名曲で一音一音が丁寧に紡がれた暖かみのある豊崎愛生らしい歌でした。どれもボーカルのレコーディングの時点で、完成形に近いものが仕上がっていた曲です。
でも「ぼくを探して」は違いました。一回一回の歌い方が全く違う。その日の豊崎が感じるその日のフィーリングで、まったく違う画を描く歌でした。でも、1年前から比べてみると、確かにその画の輪郭はよりくっきりしていて、着実に着実に進化している豊崎愛生の歌でした。Dillが発表された後にMR01で歌った「ぼくを探して」は、楽曲に対するアプローチもまったく変わっていて、これもすごく興味深かった。タワーレコードの地下で見させてもらった「ぼくを探して」から1年。アルバムのためにもう一度ボーカルトラックだけ録り直ししても良かったのではないか、と思えるくらいに、豊崎愛生は進化していました。そういった意味では、楽曲のテイストは豊崎らしくないのかも知れないけれど、「ぼくを探して」と言う曲が1年以上の月日をかけて変化・進化してきたその過程は、豊崎愛生の「生き様」に通ずるものが多くて、ボク個人としてはこれが彼女の代表曲なのではないか、と感じてたりするのです。
「リュウちゃんのこと」
正直なところ、彼女がこの題材をアルバムの楽曲に持ってくることは想像だにしていませんでした。2010年1月10日、その日渋谷C.C.Lemonホールでスフィアの「Colorful Concert」に参加していた僕達にとっても、この題材はずっと心のどこかに引っかかったままずっと来てしまった気がするのです。スフィアのツアー追加開催地が発表され、札幌と徳島でも行われると発表されたその日のこと。
ボクの記憶が確かなら、はじめてリュウちゃんのことを知ったのはウミショーのラジオでした。以降、超ラジでも、オンステでも、たくさんリュウちゃんの話をしてくれたことを今でも思い出します。スフィアのツアーで徳島を訪れたとき、吉野川の川沿いを歩いてみたり、眉山山頂に登ってすこしばかり空に近いところから大きな青空を見上げてみたりしました。リュウちゃんも見ていたであろうその光景を、少しでも脳裏に焼き付けておこうと。
ツアー初日の中野昼公演からずっと、ボクは心のなかで「無理するな、無理するな」って言い続けていました。でも、中野の夜公演からは、彼女の「君にありがとう」がより大きく大きく感じました。スフィアが結成された頃に垣間見えた弱虫な豊崎愛生や、臆病な豊崎愛生の姿を微塵も感じない堂々とした佇まいで。
ぼくを探してのイベントの時に彼女が言ったこと。
私は、、、歌が上手ではないから
まだまだ未熟で伝えきれないこともたくさんあるけど
私らしく伝えることを頑張っていきます
豊崎愛生の「君にありがとう」という歌声は、どんな美声の持ち主でも成し得ることのできない強い強い思いを乗せたメッセージとなって、会場を包み込んだ気がしました。あの日、C.C.Lemonホールで同じ時間を共有していたボクらの中にあったシコリのようなものが脳内から溶けて流れていくのが手に取るように解って、なにか救われたような感情が渦巻いて、勝手に安堵感に浸らせてもらった、そんな印象でした。
「love your liveということ」
これは仕事柄なのかも知れないけど、ボクはひとつひとつ重箱の隅をつつくようなことがあまり好きではなくて、いい意味でも悪い意味ででも大雑把な方です。正直言ってライブなんていうものはナマモノであって、あそこでボーカルの入りを間違えた、とか、あの曲は歌のピッチがちょっとずれていた、とか、あの曲の冒頭ピアノがミスったよね、とか。ぶっちゃけ、どうでも良かったりします。まぁアーティストの目線から見たら反省すべき点だと思うけれど、僕自身はもっと大きな視点でライブを見ていたかった、豊崎愛生の発するメッセージを直に受け止めてみたかった、という気持ちもありましたし。
ソロのライブはスフィアと違って当然独りでやるわけですから、スフィアでは他の3人に隠れて上手にごまかしが効いたところも、ソロではできません。そこのとこ、どうやって来るんだろうなぁ?と思ってたら、ほんとに「どストレート」に来ちゃって、ちょっとはごまかしてもいんだよ?っていうくらいの気持ちもあったけど、いやいやこれが今の豊崎愛生なんだよ、と納得しているのです。
アニメのアフレコもそうですが、豊崎愛生のやり方っていうのは、実践をこなしてアジャストしていく手法だと思っているのです。天才肌の様に見えるけど実はそうでもなくて、結構泥臭いことやりながら、あーでもない、こーでもない、と試行錯誤して内容を詰めていく人なんです。(いや、少なくともボクにはそう見えるのです。。。これ・・・怒られるかなぁ) だからこそ彼女が彼女自身のLIVEをLOVEしている姿を見ているのがすごく楽しかったし、3会場5公演を通じてボクらが感じていたその空気感からは、彼女自身が「LOVEとありがとう」で包み込もうとするその意図も伝わってきました。
「Love your live」と言う彼女のメッセージからボクラが感じたのは、このアルバムのコンセプトを肌で感じて、このコンサートを創り上げる空気感、雰囲気をみんなで創り上げることこそが「ライブをLOVEする」ことなのだということだったんじゃないか。森の奥の静けさと、愉快に踊り出す自然の音色と。それだけで僕らは充分に楽しむことができたと思いました。Yes, I loved my live. 素敵なライブでした。
2011年06月25日
2011年06月25日
2011年06月12日
2011年06月04日
2011年06月04日
豊崎愛生ファーストコンサートツアー "love your live"
豊崎愛生ファーストコンサートツアー"love your live"
●中野昼公演
・Hello Allo
・春風 SHUN PU
・Alright
・何かが空を飛んでくる
・march
・Magical Circle
・パティシエール
・ぼくを探して
・カレイドスコープ
・片想いのテーマ
・Dill
・君にありがとう
・love your life
・ソラソラ☆あおぞら
・KARA-KURI DOLL
・Hey Jude
・When the Saints Go Marching In
・For You
・春風 SHUN PU
■中野サンプラザ
●中野昼公演
・Hello Allo
・春風 SHUN PU
・Alright
・何かが空を飛んでくる
・march
・Magical Circle
・パティシエール
・ぼくを探して
・カレイドスコープ
・片想いのテーマ
・Dill
・君にありがとう
・love your life
・ソラソラ☆あおぞら
・KARA-KURI DOLL
・Hey Jude
・When the Saints Go Marching In
・For You
・春風 SHUN PU
■中野サンプラザ